2017年1月7日土曜日

移動速度について

*FC2に書いた記事を書き直しました(画像だったので)。

CSGOの移動速度について、日本のwikiには書かれていない、あるいは情報が古い箇所が散見されるので、重要と思われる知識をまとめてみました(間違ってたらすみません><)。

1.測定方法

速度の測定方法ですが、コマンド "cl_showpos 1"にて表示されるvel(velocityの略だと思われる)が速度になっているので、目視計測することにより測定可能です。

2.基本情報

①どの武器も走り始めは遅く、走り続けることで徐々にvel値が上がっていきます。

走り続けると約1秒(適当)で最高速度に達します。武器によってこの最高速度が異なります(例えばナイフはAWPより最高速度が大きくなります→下記3.参照)。
最高速度に達した後はその値を維持します。途中で疲れて速度が落ちることはありません(すごいスタミナ)。

②どの武器でもvel値の上昇率は一定だと思われます(感覚です)。

ナイフがAWPよりもvel最高値が大きいことは事実ですが、ナイフを持てば走り始めた瞬間からAWPより速くなるということではありません。
*ナイフがAWPの最高速度(200)に達するのは約0.8秒だと思われるので、0.8秒しか走らないのであればナイフで走ろうがAWPで走ろうが進める距離は同じだと思われます(たぶん。。。)。

③前進(W)、後退(S)、左移動(A)、右移動(D)の4項目において、最高速度は同じです。

後ろ向きで走っても前向きで走っている人と同じ速度が出せます(すごい)。
ただし、前進(W)中に左移動(A)を入力する等、2キー同時押しによる斜め移動をしてしまうと速度が落ちてしまいます。1キー+マウス操作による斜め移動の場合でも、鋭く(直角方向)曲がると減速してしまいます。ただし、ゆるやかに曲がった場合は速度を維持できます。
従って最高速度で走り続けるためには、右左折時に「マウス操作だけで」かつ「ゆるいカーブで」曲がるようにしましょう。

④坂道等、ゲーム内の道の傾斜、凸凹による、移動中の加減速はありません。

登り坂だからと言って動き始めが遅かったり、最高速度が落ちたりすることはありません。下り坂でも同様。

⑤射撃/投擲/サイレンサー着脱/ファイアモード切替による移動中の加減速はありません。

たとえば撃ちながら走っても最高速度が落ちることはありません。

⑥武器をチェンジしても最高速度が引き継がれます。ただし装備している武器の最高速度を超えることはできません。

つまりナイフを持って最高速度を出しているときにピストルに持ち替えた場合、vel値は瞬時にピストルの最高速度に切り替わります(一度0になってそこから速度が増えるわけではありません)。逆にピストルを持って最高速度を出しているときにナイフに持ち替えた場合、vel値はピストルの最高速度のままです(その後ナイフの最高速度に達するまで加速されます)。
したがって低階級帯でよく目にする開幕移動中のナイフ⇔プライマリの武器切り替えは、切り替えた分だけ移動速度が遅くなる結果となりますので推奨されません。
(ナイフ→プライマリの変更時に最高速度が下方修正されるため)

⑦歩いた場合の最高速度は走りの52%、しゃがみの最高速度は走りの34%になります。

⑧詳しくは触れませんが、ストレイフ、バニーホップというテクニックを使えば最高速度以上の速さを得ることができます。

3.走った場合の最高速度

①250 Knife/C4    
②245  Nade全種  
③240  Pistol(除DE)/MAC/MP9/Bizon
④230  UMP/P90/DE/SSG08(スコープ展開による減速無し)
⑤225  MAG7/M4/M4S
⑥220  Famas/MP7/Zeus/Nova
⑥220  AUG(スコープ展開で150に減速)/Revolver(左クリック時最大180まで減速)
⑦215  AK47/Galil/XM1014    
⑦215  G3/SCAR(スコープ展開で120に減速) 
⑧210  Sawed-Off
⑧210  SG553(スコープ展開で150に減速)
⑨200 AWP(スコープ展開で100に減速)
⑩195  M249/Negev

*例えばAWPで歩いた場合の最高速度は104(200*0.52)、スコープ展開してしゃがんだ場合の最高速度は34(100*0.34)となります。

4.考察

開幕ナイフを持って最速で有利ポジを確保しに行くのが普通ですが、その際に①不要な武器チェンジをする②2キー入力による、あるいは鋭いマウス操作による斜め移動をする③ピストル、あるいは投げ物を構えるのが早すぎる 場合には最高速度を維持できなくなり、相手に先手を取られる、あるいは後ろの味方に追いつかれてしまう(邪魔になる)リスクがあります。
不要なリスクなのでこのような行為は控えるべきだと考えます。

以上

0 件のコメント:

コメントを投稿