2025年8月7日木曜日

第75回税理士試験(簿記論・財務諸表論) を受験しました

続いて2025年8月5日に実施された税理士試験(簿記論・財務諸表論)を受験できましたのでかなり長くなりますが活動レポートを投下しておきます。


前回書いた通り2024年11月に日商簿記1級を受験して会計学の理解が浅すぎることに気づいたため勉強を続けようと思い、11月末頃から勉強を再開しました。

簿記1級の反省から独学は地獄を見ることがわかったので通信講座を取ることとし、どこの予備校にするのか、上級コースか初級コースか、そもそも12月になろうとするのに今から8月の試験に間に合う講座あるのか、などを調べお試し講座などもいくつか受けて最終的にLECの簿財横断速習コースに決定。15万円。

ド貧民の割に国からお金盗られまくってるので正直この金額は辛いです。10円しか持っていない僕から5円盗るくらいならお金持ちを集団農場に送って1,000兆円巻き上げたほうがよくないですかそもそも我々労働者を搾取している肥え太った資本家どもは...

また少し左に寄りかけましたので予備校選びに話を戻しますと税理士試験の予備校は大原、TAC、LEC、クレアール、スタディングくらいから選ぶかと思いますが、金額と実力のバランスが取れていたのと富田先生の講義が飽きなさそうなのでLECにしました。簿記1級持っているので上級コースという手もありましたが、そもそもが独学なので基礎から学習し直すという意味も込めて通常の初年度学習者コースを選択し1週間ほどで教材が到着しました。


■基礎期(~4月末まで)

簿記1級のときはテキスト・問題集12冊で騒いでいましたが今回は数えるのを諦めました。たぶん全部で30冊くらいあるかな。簿財横断速習コースは8月末から開講しているので僕は3ヶ月遅れのスタートということになり、まずは通常のスケジュールに追いつくために講義の視聴を進め世間で言うところの正月終了頃には1ヶ月遅れまで挽回でき、2月末には次の教材が発送されるのを待っている状態にまで詰めることができました。やはり簿記1級のパワーは偉大で講義でわからない部分はほとんど無かったので、かなりのスピードで講義-復習のサイクルを回せたと思います。参考までに一日の勉強時間は概ね平日3-4時間、休日(無給平日という話も...)8-10時間でした。簿記1級から数えてこの1年、自分で使える時間は概ね勉強に投下していました(FPSやりたい)。基礎期の5ヶ月で講義含め600-650時間勉強したかと思います。

簿財横断速習の講義は計算中心で理論はページめくっているだけで解説はあまり無かったので、結局会計学は自分で独学するのと変わりませんでした。富田先生の言葉通り計算メインに復習を続けながらも8:2くらいの割合で簿記1級時代のテキストを使って会計基準の暗記を進めていましたが、今から思えば早めに会計法規集や他の参考書を買うべきだったかなと。会計法規集は5月の直前期の講義で並木先生に言われて必要だったことを知り購入し、これを独学することで会計基準の結論の背景への理解が深まり会計基準の暗記に奥行きが出せたので、会計基準の横のつながりをもう少し強化できていればなお良かったかな(さすがに時間が足りないか)。

3月の半ばには基礎期の講義はすべて終了したので5月までは1.5週間に1周くらいのペースで問題集を回し、まとまった時間ができたときは実力確認テストを解き直ししていました。問題集は最終的に重要な箇所は8-10周くらい、優先度低い連結や包括利益などでも4-5周は回せました。実力確認テストは最初の頃は3周していましたが5月の直前期が始まってからは優先度を落として結局3周していない回もありました。

参考までに実力確認テストの点数を貼り付けておきます(LEC採点者様による採点。ときどき採点ミスあり±1~2点くらい幅がある場合があります。3回までは8月末スタートの人と比べて2ヶ月遅れで受験、4回以降は0.5~1ヶ月遅れくらいで受験しています)


第1回だけ試験時間を120分ではなく80分と勘違いしていたため時間が足りていません。最初こんなに時間足りないものなの?って焦っていましたが後からストップウォッチの見方が間違っていたことに気づきました。ヨカッタ

本試験を受けてからの振り返りになりますがLECはテストの質が非常に良かったと思いました。簿記1級も満点を目指す必要の無い試験ですが簿記論・財務諸表論は更にその傾向が強く特に難易度の高い簿記論は問題を取捨選択する力が問われますので、実力確認テストの段階から時間内に回答を作り込む練習ができたのは合格方向に大きく貢献した部分だったと思います。回答戦略についても簿記論は最初の頃は第三問勝負で第一問と第二問は余った時間で取り組む考えでしたが富田先生の意見を入れて加点対象となりやすい第一問、第二問の方が得点効率が良いことに気づき戦略変更。財表はこの時点では理論は暗記は進んでいましたが会計基準の結論の背景が固まっていなかったのでこれでいいのか?と思いながら延々と第三問と格闘していました。


■直前期(5月~)

5月になり直前期の講義と答練(テスト)が始まります。勉強時間は基礎期と同じ平日3-4時間、休日8-10時間で進めていましたが答練と答練の間隔が狭くもちろん復習の時間も必要なので徐々に時間が足りなくなっていました。これ以上勉強時間は増やせないので溢れる部分も出てきてやむを得ず復習できない箇所も出てきたりで完璧主義気味の僕には辛かったです。直前期の講義は簿記論についてはこれまで同様簿記1級パワーであまり新たな論点はありませんでしたが、問題集は本試験の問題も多く基礎期の問題集の発展型という感じで追い込み甲斐がありそうでしたが時間なく他を優先した関係もあり2-3周しか回せませんでした。財表の直前期は並木先生から会計法規集の存在を教えてもらえたのが大きくこれを読み進めることで徐々に会計基準の背景が理解できるようになってきました。この頃になると財表の第三問は問題なくクリアできるようになってきたため、より理論に注力することにしました。(8:2→6:4くらい)

直前期5~7月は3ヶ月間で講義含め400-450時間勉強できました。合計で8ヶ月間で1,000-1,100時間勉強したことになります。この内、講義視聴時間は150時間でした。

直前答練の点数も記載しておきます。(直前答練は4回まではスケジュール通り、5回と6回は仕事の関係で2週間遅れくらいで受験しています)


直前答練は特に60点(自力合格点)を取ることを意識して試験に臨みました。直前答練もかなりテストの質が良く試験後の分析作業を通じて自分の実力をもう1段上に引っ張ってくれたと思います。実力確認テスト同様、最初の方は3周くらいしていましたが次から次に試験問題が来るので最後の方は1.5周くらいが限界でした。

回答戦略は上述した通り簿記論は第一問、第二問優先、財表は結局第三問優先で進めることとし、この戦略に沿って答案を解き進める練習として答練を消化していきました。簿記論の特に第3回は第一問の推定問題を解いたのに点数が取れておらず、この戦略だと第三問の点数は大きく伸ばせない以上、第一問、第二問は必ず点数積まなければならないというデメリットも見えました。まぁ第三問は時間かけたところで伸ばせる点数は10-15点くらいなので第一問、第二問ちゃんと解いて40点くらい取ってくださいよという話なんですが。

一方で財表は第三問が安定して取れているのであまり課題は感じず、理論は会計基準を暗記+会計法規集を読み進めている部分と、会計基準だけを暗記しているところでかなり点数に差があるので本番まで淡々と理論学習を進めるしかないという結論でした。


■公開模試(6月)

7月になりLECの公開模試を水道橋まで行って受けることにしました。これまで自宅での学習ばかりで点数を他の受験生と比較したことはなく、富田先生は試験の難易度関係なく脅す発破をかけるため自分の点数が相対的にどの程度の位置にいるのかわかっていませんでしたので、公開模試で自分の今の位置を理解することと、他人の電卓の音や試験の緊張感に慣れることを目的に受験しました。(休み取るのホント大変だったんだから...)試験会場は目がキマってるおじさんは少なく思ったより年齢層若めで学生っぽい人も多く、簿記1級よりも経理職の集団っぽい感じはなかったです。簿記1級のあれは僕以外の約10人全員経理だったでしょ。

点数は以下の通りになりました。


公開模試でも直前答練同様の回答戦略で進めましたが、難易度が高く点数を伸ばすことはできませんでした。落ち着いて考えれば解ける問題が多く本来の実力を出せれば簿記論は70点程度、財表も55点程度獲得できるハズでしたが、本番の緊張感や財務諸表論まで集中力が続かない等、課題が浮き彫りになったと捉えて対策を考えることにしました。なお相対的な評価としてはどちらもA判定(簿記論偏差値56.4、財表偏差値61.6)と上位にいることがわかり、仕事の都合もあり1回きりの模試でしたが本番に向けて一応の自信になりました。


■予想答練(7月)

公開模試が終わってからはまた自宅学習に戻ります。残った直前答練を片付け、最後の予想答練を受けました。これは最終確認的な意味を持つ試験で新規の論点はもうありませんので、公開模試~本試験までの間の緊張感や実践感覚を維持することを目的にして受験間隔を調整して挑みました。

第3回は採点されませんので第1回と第2回の結果のみ貼り付けます。


概ね回答戦略通りの対応ができました。予想答練と並行して過去の答練や公開模試の解き直しを苦手分野中心に進め、併せて問題集の復習と出題可能性の低い理論の学習も進めました。


■本試験(8月)

本試験は東京江古田(武蔵大学様)で受験しました。田舎モンの僕は聞いたことない街で池袋の近くということできらきら都会を想像していましたが、近くに宿がまったくなく仕方なく池袋に前泊しました。池袋駅広すぎて全然出口がわからずなんなら本試験より難しかったです。東京汚いよね池袋とかホントなんでこんなに人集まるんだろうこれもプロレタリアートに対する啓蒙活動を妨害している資本主義者の仕業なんでしょうねもっともプロレタリアートといっても今は子どもすら持てませんが。

どこからか変な声が聞こえますが話を戻して試験会場が暑いみたいな話がツイッター界隈から流れてきていたので熱中症対策のため前日までに車を近くの駐車場まで移動しておいて試験と試験の間は車で休憩を取れるようにしました。結論から言えばここまでする必要はなかったかなとは思いました。日頃鍛えられているからなのかもしれませんが、試験会場はそんなに暑くなかったよ?むしろ試験会場-駐車場間の移動の方が暑かった。徒歩1分なのに。

会場に7時40分頃に到着しましたが8時00分に案内開始ということで大量の受験生の内の一人となってしばらく待ちます。受験生層は公開模試を受けた層よりも少しだけ年齢層上なのかな?といった感じで経理感は多少ありました。教室に案内されるといかにも大学の教室で椅子を一個ずつ空けて座っていく感じでした。僕の席は右端でしたが僕左利きで試験中何度か腕が隣の椅子にあたったので隣の方に振動が伝わっていれば少し迷惑だったかもしれません。まぁ結構白紙の方だったので関係ないとは思いますが。

周囲の人も電卓も舐めてる安いものを持ち込んでいる人がいたり時間ギリギリに入場してくる人もいたり隣の様に答案が白っぽい人もそこそこいて記念受験勢も多いと思いました。

試験運営自体も年1回の試験だからかあまり手慣れていない感があり問題集配るタイミングだったり時間管理だったり監視の目の緩さだったり気になる面がありました。まぁ特に簿記論は隣の席の人の回答用紙を写してもそれが合っているかなんてわからないので自分が白紙でも無い限り意味ないですけどね。

試験は9:00-11:00までが簿記論、12:30-14:30までが財務諸表論になります。


簿記論は開始1分くらい前に座る場所を間違えた人がいてなんか慌ただしくなった状態でスタートの号令がかかったためストップウォッチを押すのを忘れてしまい開始5分後くらいに気づいて押しましたがもう意味ないので結局壁にかけている時計を見て判定することになりました。メンタルトレーニングのお陰で公開模試より表面上緊張感は少なかったのですが、やはり心の中では緊張していたんでしょうね。

問題を2分程度でざーっと流して問題構成と第三問の分量を確認し、第三問が当期のB/S締まってて回答欄がP/Lだけであることに驚きつつ通常通りの分量であることを把握できたので第二問から解き始めることにしました。僕の欠点として調子が出てくるまでに時間がかかるので第一問と第二問の内、小問で構成されている(つまりミスっても被害が大きくならない)方から解くこととしており、それは通常第二問になるのでここまでは予定通りです。

第二問は問1と問2の2問構成で問1が事業分離、問2がストック・オプションでした。ストック・オプションは公開模試にも出題されておりLECの精度の高さが伺えます。公開模試の際はストック・オプションの付与時点における公正な評価額を誤って計算してしまい全然点数伸ばせませんでしたので同じミスをしない様に意識してしっかり評価額の単位を確認したのですが、本番故かそれでも間違えてしまいました。ですが失効見込みゼロで計算していくと総勘定元帳の貸借が逆になるので失効見込みありで再計算していく過程の中でミスに気づくことができました。本来8分程度で完答できる問題のレベルの割に3倍以上の25分くらいかけてしまいましたが、ストック・オプション条件変更が影響する1箇所のみ空欄にして回答することができ、8箇所中7箇所正解でした。(条件変更も本来であれば解けるレベルですが時間が無く空欄)予想配点11/13点。なお予想配点は大原のものです。


問1の事業分離は移転損益を認識するかしないかが論点になりますが問題文も短くかなり簡単でした。富田先生が予想答練のときだったかと思いますが連結より事業分離の方が出るんじゃないかなとコメントされていたのと、基礎期から連結や事業分離等の応用論点は基礎さえ押さえていればOK(難しい問題は誰も解けないから)と繰り返し言われていました。やはりプロは当ててきますね。特に論点もなく10分くらいで完答できましたがD社資本金の処理が合わず1箇所間違いでした。予想配点11/12点で第二問は合計で22点/25点の予想です。時間的には35分なのでやや時間使いすぎましたが、問1やっている途中からようやく頭のエンジンかかってきたと思います。

次に第一問に進みます。第一問は1問形式で推定込みの決算整理の問題でした。25点配点の割に解答箇所30個もあっておかしいぞ!と思いましたが、推定は悩んでも仕方なく手を動かすしかないので小細工なしで資料の上から順番に決算整理を解いていきます。自己株式に関しては株式交付費の処理を月割にしていないのと新株発行時の普通預金への預入額を純額にしていなかったのが間違い。後たぶんですけどその他資本剰余金を選択すべきところを「その他」しか見ておらず「その他有価証券評価差額金」を選択して記号記入した気がします。もう覚えていないんですが。

転換社債型新株予約権付社債と圧縮記帳については特に問題なく処理できました。圧縮記帳ができると回答欄がたくさん埋まったので積立金方式(と税効果の適応)をしっかり理解しておいて良かったです。そして外貨建ての未収有価証券利息はそんな計上方法なんですか初耳なんですが。。。

第一問はここまでで35分かけてしまったので分配可能額は計算しませんでした。30箇所中6箇所間違いで予想配点は18/25点です。

ここまで第一問と第二問合計で70分経過と予定より10分オーバーしてしまい、残り50分で第三問を消化することになりました。ただし得点は概ね取れているだろうと想定して第三問は普段通り20-25点目指して、通常通り解きやすい問題から解くことにしました。回答欄を改めて確認して得点源を探します。圧倒的に目に付く固定資産関係。なぜか減価償却費が資産別に個別解答が儲けられておりこれだけで6箇所。更に固定資産に関連する部分で圧縮損、売却損、売却益、リース資産の解約損、資産除去債務、利息費用、リースの支払利息の7箇所ありますので、固定資産解くと13/36箇所すなわちおよそ35%が埋まる計算になります。そして問題用紙の固定資産の部分はそこまで多くはない。さらに前期末の閉鎖残高と当期末の閉鎖残高が与えられているので正答確認ができるかも。。。ということでもちろん固定資産は確定で解きます。

他に問題文的に早めに終わりそうだった投資有価証券(解答箇所3箇所)にも手を付けたいのと、問題見る時間ありませんでしたが貸倒損失や棚卸減耗なんかも何となく手を出しやすそうだなーとか思いながら残45分で着手開始。

問題自体は特に特別なものはなくただ単に正確性と速さを延々と問われるいつもの第三問といった感じでした。上記計画の通り固定資産、投資有価証券を終わらせ回答欄にズレが無いか見直す時間も少しだけ取り棚卸減耗はすぐには出そうに無いので諦めて最後に貸倒損失、貸倒引当金繰入額を入れたところで試験終了。19箇所/36箇所記入して正答は13箇所/19箇所と少々正答率は低くなりましたが予想配点は20/50点でした。

上記にて簿記論は第一問18点、第二問22点、第三問20点の合計60点となりました。ボーダーライン55点であるということと、自力60点突破できていることから合格できたかと思っています。


簿記論が終わると教室から出されますが建物内には残れるっぽくそこで待っている人もいたみたいです。僕は上述の通り車で昨日買っておいたクリームパンを食べながら普通に仕事していました。空調効いたスペースに残れるのであればチョコレートでも買って周りの目と仕事の鬼電は気にせずぼりぼり食べていたほうが良かったかもしれません。

12:00頃に会場に戻ると部屋に入れる様になっていて同じ席に座りました。やはり簿財同時に受ける人が多いらしく周囲の受験者もあまり変わっていなかったように思いました。財表はLECの答練や公開模試の成績も簿記論より良い傾向で個人的には得意に感じていましたので簿記論以上に緊張は感じず、試験開始直後から集中モードに入ることができました。

財表は毎回確定で第三問から解きます。これは第三問の分量が毎回変わるため第一問、第二問の理論で使う時間を調整用として残しておくためです。今回の第三問はSSがあったのが特徴的で先に資本関係の処理を行って回答用紙を埋めてから通常のB/S及びP/Lの回答に移りました。事業税の所得割と資本割と付加価値割の処理方法を何故かど忘れしてしまい、販管費や法人税等、税効果について正答できなかったことを除いてはあまり難しさを感じず解いていくことができ、ある程度解答が埋まったので65分経過くらいで一旦切り上げて第一問、第二問の理論に移りました。理論についても難しいと感じる部分は支配の記述くらいでそれ以外はどんどん答えが頭に浮かんできて止まることなく回答用紙に書き込め、20分くらい余ったのでまた第三問に戻り残りを仕上げていきました。

試験終わったタイミングではかなりできた感触を持っていましたが、家に帰って解き直ししていると間違いが出てくる出てくる。。。

・何の疑いもなく固定資産を間接法で記載してしまいましたが、実際は直接法であり負債の部の表示科目の空欄は長期リース債務が入る初歩的なことに思い至りませんでした。

・何故かメモには6ヶ月と書いておきながら社債の償却原価法を1年で計算するという簿記3級レベルの間違い

・理論の記述で記述漏れや抜け。

・理論計算で小学生でもできる集計をミス。


会場では結構集中できていたはずなのにこれほど間違い多いことはこれまで経験に無く、2科目受けることの疲れや睡眠時間不足(おじいちゃんなので5時間くらいで目が覚めてしまう)が影響した他、理論に対する考えの甘さが本番で出てしまったかなと思っています。課題が残る試験でした。

同じく大原の予想配点で理論を厳しめに付けて第一問14点、第二問14点、第三問36点の合計64点でした。理論を普通に付けると+4点の68点でボーダーラインが63点ですのでなんとか合格していると良いのですが、それよりもどう考えても80点は取れたでしょうという思いのほうが強いです。公開模試や予想答練どころか通常の直前答練より簡単な試験に64~68点とは大変情けなく、いっそのこと落としてもらって来年しっかり復讐した方が良いのではないかとの気持ちでもおります。

とはいえ8ヶ月頑張って勉強して、会場に行けて、試験を受けて、1科目はおそらく合格してもう1科目もボーダーラインに乗れたのも事実。FPS/RTSと同様に今回出てきた課題を抽出し次から対応できるように進めていきたいと思います(僕のIQ+100になる修正パッチ出ないかな)。